コラム

2026.03.13

シフト管理システムはカスタマイズで使いやすさが変わる!導入前に知っておきたいこと

シフト管理システムはカスタマイズで使いやすさが変わる!導入前に知っておきたいこと

シフト管理システムを導入したいけれど、「自社の業務フローに合うか不安」「標準機能だけでは物足りないかも」と感じている担当者は多いのではないでしょうか。
シフト管理システムはカスタマイズの柔軟性によって、使いやすさや業務効率が大きく変わります。
カスタマイズの種類や選び方のポイント、導入前に確認すべき注意点についてまとめました。

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1.シフト管理システムのカスタマイズとは

「カスタマイズ」と聞くと、専門的で難しいイメージを持つ方もいるかもしれません。
しかし、シフト管理システムにおけるカスタマイズは、自社の業務や現場に合わせてシステムの設定・機能・画面を調整することを指します。
どんな種類のカスタマイズがあるのか、詳しく見ていきましょう。

(1)カスタマイズの基本的な考え方

シフト管理システムのカスタマイズとは、標準機能をそのまま使うのではなく、自社の運用ルールや業務フローに合わせてシステムを調整すること。
例えば、表示項目の並び順を変える、特定の職種だけ別の入力画面を使う、勤務区分の名称を自社の呼び方に合わせるといった対応が含まれます。
大切なのは「システムに業務を合わせる」のではなく、「業務にシステムを合わせる」という発想です。
カスタマイズの柔軟性が高いシステムほど、現場への定着率も上がりやすくなります。

(2)設定変更・機能追加・開発の違い

カスタマイズには大きく3つのレベルがあります。
まず、管理画面から自社で設定を変更できる「設定カスタマイズ」。
次に、オプション機能を追加して標準仕様を拡張する「機能追加」。
そして、システムシステム会社が自社専用の機能を一から作る「個別開発」です。
設定変更はコストが低く即対応できる一方、個別開発は費用と時間がかかる分、より細かいニーズに応えられます。
どのレベルのカスタマイズが必要かを事前に整理しておくことが、システム選びの第一歩になります。

(3)カスタマイズが必要になる典型的なケース

標準機能だけでは対応しきれない場面は、現場によって様々です。
複数の雇用形態が混在していて勤務ルールが複雑なケース、店舗ごとに異なるシフトパターンを管理したいケース、既存の勤怠システムや給与計算ソフトと連携させたいケースなどが代表的です。
また、スタッフ数が多い大企業では、承認フローや権限設定を細かく制御したいというニーズも生まれやすいでしょう。
自社の業務フローを洗い出すと、カスタマイズが必要なポイントが自然と見えてきます。

2.カスタマイズの種類と対応範囲

一口に「カスタマイズ対応」といっても、システムによってできることの範囲は大きく異なります。
「カスタマイズ可能」と書かれていても、実際には設定変更程度しかできないケースもあります。
カスタマイズの種類について、詳しく紹介します。

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(1)画面・表示項目のカスタマイズ

シフト管理システムで最も身近なカスタマイズのひとつが、画面表示の調整です。
担当者が見やすいように列の順序を変えたり、不要な項目を非表示にしたり、自社の職種名や勤務区分の名称を登録したりといった対応が含まれます。
現場スタッフが使うアプリの画面も、シンプルに絞り込めると操作ミスが減り、希望シフトの提出率向上にもつながります。
画面カスタマイズは比較的ハードルが低く、導入後でも調整しやすい領域のため、まず確認しておきたいポイントです。

(2)勤務ルール・シフトパターンのカスタマイズ

自社独自の勤務ルールをシステムに反映できるかどうかは、シフト管理の精度に直結します。
例えば、「連続勤務は5日まで」「早番の翌日に夜番は入れない」「特定スキルを持つスタッフを各シフトに最低1名配置する」といったルールを、システム側で自動チェックできるかどうかが重要です。
これらが手動確認になると、担当者の負担は一向に減りません。
シフトパターンの登録数や条件設定の細かさは、システム会社に具体的な条件を伝えて確認することをおすすめします。

(3)外部システムとの連携カスタマイズ

勤怠管理システムや給与計算ソフト、POSレジデータなどと連携できるかどうかも、導入前に確認すべき重要なポイントです。
データを手動で転記する二度手間が残ってしまうと、システム導入の効果が半減してしまいます。
例えば、シフトデータが勤怠システムに自動で反映されれば、月末の集計作業を大幅に効率化できます。
API連携やCSV取り込みなど、連携方式はシステムによって異なるため、既存の環境に合わせた確認が欠かせません。

3.カスタマイズをする上での注意点

カスタマイズには「業務に合わせられる」という大きなメリットがある一方、コストや運用上のリスクも伴います。
「なんでもカスタマイズすればいい」というわけではなく、費用対効果を見極めながら判断することが大切です。
導入前に把握しておきたいリスクと注意点を整理しておきましょう。

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(1)カスタマイズ費用の目安と考え方

カスタマイズの費用は、対応の規模や内容によって大きく異なります。
管理画面での設定変更であれば追加費用がかからないケースが多い一方、個別開発が伴う場合は数十万円から数百万円規模になることもあります。
費用を判断するときは「そのカスタマイズによって削減できる工数・コストはいくらか」という視点で考えると整理しやすくなります。
初期費用だけでなく、保守・メンテナンスにかかるランニングコストも含めて見積もりを依頼することが重要です。

(2)バージョンアップへの影響

システムのカスタマイズを行うと、システム会社が提供するバージョンアップの際に、カスタマイズ部分との整合性を取り直す作業が必要になる場合があります。
場合によっては、アップデートを適用するたびにカスタマイズの再調整が必要となり、そのたびに追加費用が発生することも珍しくありません。
バージョンアップとカスタマイズの互換性をどう担保するか、システム会社のサポートポリシーと合わせて事前に確認しておくことが大切です。

(3)カスタマイズのしすぎに注意

現場の要望を全て取り入れようとすると、カスタマイズが複雑になりすぎて、かえって運用しにくいシステムになるケースがあります。
また、担当者が変わったときに「なぜこの設定になっているか分からない」というブラックボックス化も起こりやすくなります。
カスタマイズは「本当に必要なもの」に絞り込むことが、長期的な運用安定につながります。
まず標準機能で運用してみて、課題が出てからカスタマイズを追加するという進め方も有効な選択肢です。

4.自社に合ったカスタマイズの進め方とは

「どこまでカスタマイズすべきか」という判断は、現場の声を拾いながら整理していく必要があります。
カスタマイズの方針を決める前に、業務の棚卸しをしっかり行うことが成功の鍵です。
スムーズに進めるための手順をまとめました。

(1)現状の業務フローを整理する

カスタマイズの要件を決める前に、まず現在のシフト管理業務の流れを書き出してみましょう。
希望収集→シフト作成→確認・調整→共有→勤怠集計という一連の流れの中で、どこに時間がかかっているか、どこでミスが起きやすいかを洗い出します。
この作業を通じて「システムで解決できること」と「運用ルールで解決できること」が見えてくるでしょう。
業務フローの整理は、システム会社との打ち合わせでもそのまま活用できる資料になります。

(2)「必須」と「あれば便利」を分ける

カスタマイズの要件が出揃ったら、「これがないと業務が回らない必須事項」と「あれば便利だが標準機能でも対応できる事項」に分類しましょう。
全ての要望を必須として扱うと、費用が膨らんだり、導入が長引いたりする原因になります。
例えば、勤務ルールの自動チェックは必須だが、画面のデザイン変更は優先度が低い、といった判断が整理できると、システム会社との交渉もスムーズに。
優先順位をつけることで、コストを抑えながら効果の高いカスタマイズが実現できます。

(3)システム会社への要件の伝え方

カスタマイズの要件をシステム会社に伝えるときは、「〇〇したい」という要望だけでなく、「なぜそれが必要か」という背景も合わせて伝えることが重要です。
背景を共有することで、システム会社側からより適切な代替案や標準機能での解決策を提案してもらえることもあります。
また、具体的な業務フローや現在使っているエクセルのフォーマットを見せると、認識のズレが生じにくくなります。
導入後のトラブルを防ぐためにも、要件定義の段階で丁寧なコミュニケーションを心がけましょう。

5.カスタマイズ対応のシフト管理システムを選ぶポイント

カスタマイズ対応をうたうシステムは多くありますが、その柔軟性や対応範囲はシステムによって大きく異なります。
「カスタマイズ可能」という言葉に安心せず、具体的な内容をしっかり確認することが大切です。
選定時に押さえておきたいチェックポイントを見ていきましょう。

  • カスタマイズの実績と対応事例を確認する
  • 導入後のサポート体制を見極める
  • 無料トライアルやデモで使用感を確かめる

以下、それぞれについて詳しく解説します。

(1)カスタマイズの実績と対応事例を確認する

システム会社がこれまでどのようなカスタマイズに対応してきたか、導入事例や実績を確認することは非常に有効です。
自社と同じ業態・規模の企業への導入実績があれば、同様の課題に対してどのように対応したかを参考にできます。
実績が豊富なシステム会社ほど、想定外のニーズに対しても柔軟に対応できる可能性が高く、安心感につながります。
事例公開が少ない場合でも、商談の場で直接確認することで、対応力を見極めることができます。

(2)導入後のサポート体制を見極める

カスタマイズを行ったシステムは、標準仕様のシステム以上に、導入後のサポートが重要になります。
業務の変化に合わせて設定を変更したい場合や、追加のカスタマイズが必要になった場合に、どれくらいのスピードで対応してもらえるかを確認しておきましょう。
電話・チャット・メールなどサポートの手段、対応時間帯、担当者の専門性なども判断材料になります。
導入後に「相談できる窓口がない」という状況にならないよう、サポート体制の充実度を重視することをおすすめします。

(3)無料トライアルやデモで使用感を確かめる

どれだけ説明を受けても、実際に操作してみなければ使いやすさは分かりません。
無料トライアルやデモ環境が用意されているシステムは、現場担当者やスタッフに実際に触れてもらい、操作感や画面の見やすさを確認する機会として活用しましょう。
その際、自社で必須としているカスタマイズ要件が実際にどう動くかも合わせて確認できると理想的です。
試用期間中にシステム会社の対応スピードや丁寧さも見えてくるため、パートナーとしての信頼性を見極める良い機会にもなります。

カスタマイズ機能が豊富な「R-Shift」

(1)小売業・サービス業の導入店舗数2万店超

アールシフトは、小売業やサービス業のシフト管理に特化したシステムです。
おかげさまで2020年〜2026年と7年連続で「登録ID数1,000以上の小売業」における導入数No.1(※東京商工リサーチ調べ)となりました。
全国展開しているスーパー、生活雑貨店、レンタルビデオ店、衣料品店、ホームセンター、映画館、空港、コールセンターなど幅広い業種の企業様に選ばれています。
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(2)柔軟にカスタマイズ可能

選ばれる理由の一つが、カスタマイズの柔軟性です。
シフト管理においては企業ごとに設けている独自ルールや細かな要望があるかと思います。
アールシフトなら800を超える標準機能から独自にオーダーメイドが可能です。
「店内レジと屋外レジの違いを考慮して割り当てたい(ホームセンター向け)」
「薬剤師と登録販売者を確実にシフトに入れたい(ドラッグストア向け)」
といった業種特有のシフト管理方法も、標準機能で既に搭載されています。

標準機能だけでは対応しきれない個別カスタマイズにももちろん対応。
お客さまの企業特性を理解した上で、設定のチューニングを行ないます。

(3)シフト管理+人時生産性向上を同時に実現

アールシフトではレイバースケジューリング理論(LSP)や統計分析手法、AI手法などを全面採用。
仕事と人をMH(人時)で把握し、ムリ・ムダ・ムラの最も少ない効率的なシフトを実現しました。
誰が使用してもスピーディに高精度なシフト表が作成できるよう、当社独自の最適化手法を備えています。

(4)直感的に操作できる現場志向のシステム

高精度なシステムでありながら、直感的な操作でシフトが自動作成できるよう、インターフェースにも徹底的にこだわりました。
基本操作はマウスだけでOK。
公休と有休の色分け表示や、白黒印刷したときの見やすさなど、現場の方々が求める機能を実装しています。
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アールシフトでは、シフト管理システム導入を検討中の企業様向け体験利用プランや、メイン機能の使い勝手がわかるデモ動画を用意しています。
シフト管理方法について見直しを考えているご担当者さま、ぜひお気軽にお問い合わせください!

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