コラム

2023.12.20

アミューズメント業界の業務特性とシフト管理

シフト管理

業種別

アミューズメント業界とシフト管理

ネットカフェ、映画館、ボウリング場、ゲームセンター、カラオケ店、パチンコ店、テーマパークなど、人々の余暇を充実したものとするアミューズメント業界。この記事では、アミューズメント業界の特性に合わせたシフト管理のポイントを紹介します。

1.アミューズメント業界の特性

アミューズメント業界のシフト管理

(1)アルバイトへの応募は集まりやすい

アミューズメント業界の店舗を運営するために数多くの従業員を必要としますが、他業種と比べて人気があるため、応募は比較的集まりやすいと言われています。

また、大手企業がアミューズメント会社を運営しているという点から、他業種と比較しても待遇面は良く、福利厚生も充実しています。

女性が働きやすいように、産休や育休制度を積極的に導入している企業もあり、年々働く環境は良くなっています。

(2)採用後にどう育成するかがカギ

業務面で見ると、パート・アルバイトの戦力化が大きなテーマです。

来場者とダイレクトに接することが多いため、パート・アルバイトの接客能力が来場者の満足度にも直接影響します。

そのため、いかに自社が求めるパート・アルバイトを採用できるか、自社が求めるレベルまでパート・アルバイトを教育できるか、が重要になってきます。

また、アミューズメント業界の多くは、夏休み期間などが年間を通して最も来場者が多くなる業種です。

ピーク時には、平常時の2倍以上のパート・アルバイトを雇用しなければならない状況も起こります。

優秀なパート・アルバイトに継続して活躍してもらうことも重視すべきでしょう。

2.アミューズメント業界のシフト管理のポイント

アミューズメント業界のシフト管理

(1)実情にマッチしたスタッフの活用

アミューズメント業界はパートやアルバイトへの応募が多く、人を採用しやすい一方で、自社の実情にマッチしたパート・アルバイトを上手く採用する必要があります。

シフト管理においては、「どの業務がどのくらいスキルを必要とするのかを明確化する」ことが大切です。

そのため、業務とスキルのマトリックスである「業務別スキル表」の作成が必要となります。

パート・アルバイトの採用時には、作成した「業務別スキル表」と照らし合わせ、適性を判断することで、入社後のミスマッチを防止することができます。

(2)繁忙期(夏休み期間)へ向けた継続雇用

アミューズメント業界は学生の夏休み期間に最も忙しくなります。これは他の業界との大きな違いです。

繁忙期に顧客満足度を落とさずサービスを提供するためには、年間を通した継続雇用が重要になってきます。

スタッフに長期的に働いてもらうためには、「勤務実績に基づいた評価制度」を用意するのが有効です。

また、比較的来場者の少ない季節や平日などで、勤務希望者が多い場合は、評価の高い人に優先的にシフトに入ってもらう、などの工夫も必要かもしれません。

(3)スタッフ向け教育プログラムの充実

一つの現場で多くのスタッフを抱えるアミューズメント業界では、各スタッフの研修、教育をきちんとおこない、それに基づいたシフトの作成が必要です。

たとえば、何が出来て、何が出来ないかを明確にする「スキルマップ」を用意し、作成したスキルマップを基にしたキメ細かい教育を実施できるようにシフトを組む、といった方法があります。

こうすることで、各スタッフの業務目標が明確になり、モチベーションも上がります。

3.ここまでのまとめ

アミューズメント業界のシフト管理

アミューズメント業界は、人々の暮らしが向上するに従い成長してきた産業です。

これからも、さまざまな新しい業態が生み出されてくるものと思われます。

他社に負けないサービスを提供するためには個々の従業員の働くモチベーションを維持・向上させながら、スキルアップも同時に図っていかなければなりません。

現場の生産性向上、ムリ・ムダ・ムラのない店舗運営のためには、シフト管理システムを利用することも有効です。

4.アミューズメント業界のシフト管理事例

シフト管理システム導入事例(1)ラウンドワン様

スポーツ・エンターテイメント企業・ラウンドワン様では、2018年3月より店舗シフト管理システム「アールシフト」を全面的に稼働。

システム導入を通して、ラウンドワン様の企業コンセプトを側面から支援する仕組みを構築されています。

ラウンドワン様のシフト管理システム導入事例

小売業・サービス業のシフト作成アプリ(システム)「アールシフト」

R-Shift

(1)小売業・サービス業の導入店舗数1万店超

アールシフトは、小売業やサービス業のシフト管理に特化したシステムです。

おかげさまで2020年〜2024年と5年連続で「登録ID数1,000以上の小売業」における導入数No.1(※東京商工リサーチ調べ)となりました。

全国展開しているスーパー、生活雑貨店、レンタルビデオ店、衣料品店、ホームセンター、映画館、空港、コールセンターなど幅広い業種の企業様に選ばれています。

(2)柔軟にカスタマイズ可能

選ばれる理由の一つが、カスタマイズの柔軟性です。

シフト管理においては企業ごとに設けている独自ルールや細かな要望があるかと思います。

アールシフトなら800を超える標準機能から独自にオーダーメイドが可能です。

「店内レジと屋外レジの違いを考慮して割り当てたい(ホームセンター向け)」

「薬剤師と登録販売者を確実にシフトに入れたい(ドラッグストア向け)」

といった業種特有のシフト管理方法も、標準機能で既に搭載されています。

標準機能だけでは対応しきれない個別カスタマイズにももちろん対応。

お客さまの企業特性を理解した上で、設定のチューニングを行ないます。

(3)シフト管理+人時生産性向上を同時に実現

アールシフトではレイバースケジューリング理論(LSP)や統計分析手法、AI手法などを全面採用。仕事と人をMH(人時)で把握し、ムリ・ムダ・ムラの最も少ない効率的なシフトを実現しました。

誰が使用してもスピーディに高精度なシフト表が作成できるよう、当社独自の最適化手法を備えています。

(4)直感的に操作できる現場志向のシステム

高精度なシステムでありながら、直感的な操作でシフトが自動作成できるよう、インターフェースにも徹底的にこだわりました。基本操作はマウスだけでOK。公休と有休の色分け表示や、白黒印刷したときの見やすさなど、現場の方々が求める機能を実装しています。

システム自体の素早いレスポンスも好評です。

アールシフトでは、シフト管理システム導入を検討中の企業様向け体験利用プランや、メイン機能の使い勝手がわかるデモ動画を用意しています。

シフト管理方法について見直しを考えているご担当者さま、ぜひお気軽にお問い合わせください!

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