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レジシフト表の更なる改善に向けて(1)

自動作成されたレジシフト表の課題

先の「レジシフト表作成の自動化に向けて」では、レジシフト表を自動作成する場合の基本的な条件や、やり方を書きました。 しかし、自動作成されたレジシフト表がそのまま無修正で使用できるかと言うと決してそうではありません。 必ず何らかの手修正が加わります。
では、どの様な手修正が加わっているかと言うと、

  • 特定の人に偏っているレジ作業を他の人に平等に割当てる。
    ①毎回の様に、同じ人に同じレジばかりが割り当たるような場合
    ②ある人だけが忙しく、他の人は空き時間が多いような場合
  • 人が割当たっていないレジに何とか工夫して人を割り当てる。
    ①空いている人はいるが、レジが割当たっていないような場合
    ②空いている人がいなく、レジが割当たっていないような場合
  • 無理なレジ割当があったら調整して無理がない様にする。
    ①移動時間を考慮する必要があるレジに割り当たるような場合
    ②連続して長時間のレジ作業になっているような場合
  • 自社のレジ割当ルールと異なる場合、自社のルールに合わせた修正を加える。
    ①最初に入ったレジは休憩後も連続して同じレジを担当させたい場合
    ②休憩時間は予め決められた人をフォローに入れたい場合


などがあります。

これらへの対応は、以下の点を考慮する為に必ず行わなければならない手修正作業となっています。
  • レジ作業の平等性確保
    「平等性の確保」は、やはり一番大きな要素になります。 働く人が気持ち良く、また効率的に働く為には平等性は避けて通れない重要な条件となります。 この平等性を確保するために、レジシフト表を作成する人は多くの時間を割いているのではないでしょうか?
  • レジ作業のサービスレベル維持
    お客様あってのビジネスですから、お客様に不便を掛けるような対応は極力避けなければなりません。 従って、お客様が一番並ぶレジにスキルの低い新人を割り当てる様なレジシフト表を作成する訳にはいきません。
  • 無理なレジ割当の排除
    規定以上の長時間作業や屋外の厳しい環境などでの長時間作業は避けなければなりません。 また、作業と作業の間には適切な休憩を与える必要があるものもあります。
この様な点を考慮して自動作成されたレジシフト表が理想のものと言えます。

レジとシフト表